赤ども=赤色戦線戦士同盟
赤色戦線戦士同盟との街頭闘争は相手を制圧するよりだけでなく、自分たちを誇示する=プロパガンダすることも目的にしていたということで。そのため、突撃隊と赤色戦線戦士同盟との闘争ではそれほどまでに犠牲者はでなかった模様。それほどまでに、なので負傷者はもちろん死者も出ていたわけですが。
そして一方の鉄兜団は街頭闘争は避けていたが、それでもこの二組織よりも大きな勢力を誇っていたという。
鉄兜団が非合法化されたことについては、1921年頃から多くの反革命義勇軍の兵士たちが入団することで団自体が急進化していたこともあるようですが、同じ頃に共和国軍(国防軍)内で政治的な暗殺事件が多発しており政治情勢が不穏だったことも大きいようで。時の大統領エーベルト(社会民主党)は共和国を守るため=右側の動きを抑えるために、右側の政治団体の一つである鉄兜団も禁止を喰らったということのようです。ちなみに1923年にはこの処置は解かれたようです。
一方の突撃隊の非合法化は、1923年11月にナチ党のヒトラー指導のもとで「ミュンヘン一揆」を起こして、しかし失敗して、からの裁判判決の結果です。1925年2月にはナチ党が再結成され、のちに突撃隊も再建されたようです。
RFB側は突撃隊の政略に乗せられていたら楽しいが…それはただの妄想です。
しかし突撃隊のものと似ていると言われている組織の形態や敬礼の形など、後発組織として先行組織を真似てる部分あるのでは…と思ってしまうのであった。